目的・機能
モバイルアプリ版ではスマートフォンの位置情報をもとに
作業内容を自動判定し、作業記録の下書きを生成する
『自動記録』を利用することができます。
自動記録では、いくつかの情報を自動判定します。
その自動判定となる条件などについて、こちらにて説明します。
それぞれの条件をご確認いただくことで
より精度よく自動記録を利用することができます。
作業日
自動記録にて、位置情報を取得した日が作業日となります。
作業項目
ポイント:作業項目の判定の優先順位
以下の優先順位で、作業項目が判定されます。
- 自身の当日実施予定の作業
- ほか作業者の当日実施予定の作業
- 作付設定で登録されている栽培計画
- 該当の作付で過去1週間以内に登録された作業記録
- 過去に登録されたすべての作業記録
自身の当日実施予定の作業
あらかじめ登録されている当日実施予定の作業記録のうち
自動記録を行う作業者が選択されている作業記録の作業項目が
第一優先で判定に利用されます。
作業予定を事前に登録して、作業者を割り振っておくことで
より精度よく判定されます。
作業記録(実績・予定)の登録方法はこちらをご確認ください。
→「モバイル版 記録編01 作業記録-基本情報」
→「ブラウザ版 記録編01 作業記録-基本情報」
ほか作業者の当日実施予定の作業
あらかじめ登録されている当日実施予定の作業記録のうち
自動記録を行う作業者以外が選択されている作業記録の作業項目が
判定に利用されます。
作業者が選択されていない作業記録も判定に利用されますので
担当作業者が決まっていなくても、予定を登録しておくことで
自動記録がより便利になります。
作付設定で登録されている栽培計画
位置情報から作付が判定されますが(後述)、
その作付設定ごとに、パソコンブラウザ版では
作付期間内で行う作業の計画(栽培計画)を立てることができます。
栽培計画にて、作業項目ごとに作業期間を設定しておくことで
その期間内で自動記録を行った際に、その作業項目が判定に利用されます。
栽培計画の設定方法はこちらをご確認ください。
→「ブラウザ版 基本設定01 作付(栽培計画:栽培暦)」
登録された栽培計画は、
モバイルアプリ版のカレンダー画面の【進捗・計画】表示で確認することができます。
操作方法はこちらをご確認ください。
→「モバイル版 活用編03 カレンダー > 【進捗・計画】表示での操作」
該当の作付で過去1週間以内に登録された作業記録
位置情報から作付が判定されますが(後述)、
その作付が指定された作業記録のうち
過去1週間以内の作業項目が判定に利用されます。
作業記録を登録するだけでも、自動記録の精度を高めることができます。
過去に登録されたすべての作業記録
位置情報で判定された作付に関する作業記録がなかった場合
ほかの作付で過去に登録されたすべての作業記録で指定された作業項目が
自動記録の判定に利用されます。
圃場
スマートフォンの位置情報をもとに、登録済み圃場から判定されます。
自動記録の際に、圃場内での滞在時間・移動距離が不足する場合
圃場が判定されないことがあります。
圃場の設定方法はこちらをご確認ください。
→「モバイル版 設定編 圃場」
→「ブラウザ版 基本設定02 圃場」
作付
判定された作業日・圃場で有効となっている作付が判定されます。
期待した作付が反映されない場合は、以下の2つを確認しましょう。
- 作付設定で対象となる圃場が選択されていること
- 作付設定で作業日が作業期間内になっていること
作付の設定方法はこちらをご確認ください。
→「モバイル版 設定編 作付」
→「ブラウザ版 基本設定01 作付」
作業者
アグリノート モバイルアプリ版にログインしている
アカウントの作業者が判定されます。
1つのアカウントを複数人で共用している場合
位置情報が定まらず誤作動を起こすので、ご注意ください。
アカウントの追加方法はこちらをご確認ください。
→「アカウントについて」
作業時間
スマートフォンの位置情報をもとに
対象となる圃場に入ったタイミングが開始時間となり、
対象となる圃場から出たタイミングが終了時間となります。
期待した時間が反映されない場合は、
自動記録の設定にて判定時間を調整してください。
判定時間の調整はこちらからご確認ください。
→「モバイル版 記録編06 自動記録 > 【設定】タブでの操作」
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