目的:JGAPの管理点に合わせたアグリノートの運用ポイントを学びたい
【こんな課題が解決できます】
- 営農支援ツールを使ってJGAPに取り組んでみたい
- JGAPの取り組みにおいて紙媒体での管理からデジタルの管理に移行したい
※サポートチームからのお願い
こちらの記事の内容がお役に立てたかを
画面下部の【◯ はい】【✕ いいえ】でご評価ください。
よりよいサポートを目指して、みなさんのご評価をお願いします。
また、具体的な記事へのご要望は、問い合わせフォームよりお寄せください。
はじめに
GAPとは、Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業の取組」という意味ですが、一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。(※)
具体的には、農業生産の各工程の実施、記録、点検及び評価を行うことによる持続的な改善活動を実施し、食品安全の確保や労働安全の確保、さらには環境保全や人権保護にも配慮した農場経営を実現する取り組みのことを言います。例えば、農薬散布記録の適切な記録と管理の実施、収穫物のトレーサビリティの仕組みを構築することなどが挙げられます。
ただ、GAPに取り組むにも、ノートやメモ帳といった紙媒体での記録管理や白地図を使った圃場マップの作成など多くの手間がかかってしまいます。その際に、営農支援ツール「アグリノート」を活用し、煩雑なアナログでの管理から簡単・便利なデジタル管理に移行しましょう。
※参照元:農林水産省「農業の「GAP」ってなに?」
JGAPの取り組みにおけるアグリノートの運用ポイント
圃場の場所や日々の作業記録の作成、農場における危険箇所の把握など、JGAPの取り組みでは栽培過程における様々な情報の管理が求められます。
そのような管理点に対して、圃場マップの作成や日々の作業記録の管理、使用資材の情報の管理などに、アグリノートをお役立ていただけます。
具体的な管理内容については以下の項目をご覧ください。
<圃場や施設などの場所に紐づく情報の管理>
- 圃場の場所、農産物取り扱い施設の名称や場所の把握
→圃場設定 - 圃場での危険箇所の見える化
→立て看板機能
<作業者・機械・資材に紐づく情報の管理>
- 作業者の情報や保有資格の管理
→作業者設定 - 農薬の詳細な情報や購入先の管理
→農薬設定 - 肥料の詳細な情報や購入先の管理
→肥料設定 - 農業機械の整備履歴の管理
→機械設定 - その他栽培工程で使用する資材の管理
→資材設定
<作業実績の管理>
- 日々の作業実績の管理、リスク評価の実施内容の記録
→作業記録
※なお、現在のアグリノートではJGAP認証取得時に求められる管理点すべてに対して網羅的に対応をしておりません(在庫管理などは未対応)。
※アグリノートの機能と関連する管理点については、以下の作物別マニュアルをご参照ください。
作物別マニュアルのダウンロード
作物別のマニュアルは以下のリンクからダウンロードをしてください。