目的・機能
バイエルクロップサイエンス株式会社が提供している「my防除」は、
インターネットに接続しているパソコンやスマートフォンのwebブラウザで動作する
webアプリケーションです。
対策したい雑草の情報などを「my防除」に入力すると、
おすすめの除草剤や防除の時期がわかる「テーラーメイド防除の処方」を取得できます。
その「my防除」と連携することで、
取得した処方をアグリノートに取り込み、防除の計画や実績を記録・管理できます。
こちらの記事では連携手順と、連携後の機能をご案内します。
テーラーメイド防除や「my防除」の詳細はこちらをご確認ください。
→「テーラーメイド防除」
「my防除」や連携についてのご紹介はこちらをご確認ください。
→「バイエル クロップサイエンスの『my防除』との連携を開始しました」
目次
お申込み・連携利用手順 1:my防除での連携申請
お申込み・連携利用手順 2:会員ポータルでの連携許可
アグリノート「会員ポータル」を開く
アグリノート会員ポータルを開き
画面左側のメニュー内の【オプションサービス】をクリックします。
※会員ポータルはこちらから開きます。
ポイント:アグリノートから会員ポータルを開く
会員ポータルのログイン画面からログインできない場合は
アグリノートから会員ポータルを開いてください。
パソコンブラウザ版から会員ポータルを開く
画面右上の【人型】アイコン→【会員ポータル】をクリック
モバイルアプリ版から会員ポータルを開く
画面右下の【≡メニュー】→画面右上の【会員ポータル】をタップ
連携の成立
【許可】をクリックすると、連携が成立します。
ポイント:許可すると、連携が成立します。
- 連携を申請したmy防除ユーザーに対して、許可したことの通知はされません。
- 許可すると、連携を申請したmy防除ユーザーと、
そのmy防除ユーザーが情報を共有する代理店および
バイエルクロップサイエンス株式会社に、
連携相手としてあなたのアグリノートの会員番号と組織名の情報が提供されます。
ポイント:連携の解除
連携の解除は「my防除」側、「会員ポータル」側の両方から行うことができます。
「my防除」からの解除
- 「my防除」を開く
- 画面下部の【AN連携】をクリック
- 連携解除したい連携申請先の【連携解除】をクリック
- 【解除】をクリック
会員ポータルからの解除
- 「会員ポータル」を開く
- 画面左側のメニュー内の【オプションサービス】をクリック
- 『my防除との連携』の【連携許可・確認 】をクリック
- 連携解除したい連携申請先の【連携解除】をクリック
- 【解除】をクリック
「my防除」と連携すると
「my防除」とアグリノートを連携すると
「my防除」で生成した処方を
アグリノートの栽培計画に取り込むことができるようになります。
処方を栽培計画として取り込む過程で
「my防除」の処方名をアグリノートの作業項目名として取り込み
処方された農薬の使用時期が栽培暦として登録されます。
また、「my防除」で設定されている情報をもとに
代かき、移植の作業時期が栽培暦として登録されます。
- my防除:『代かき(予定)日』
▶ アグリノート:代かきを栽培暦に登録 - my防除:『代かきから移植までの日数』
▶ アグリノート:移植を栽培暦に登録
さらに、以下の各種機能が利用できるようになります。
オススメ:処方を取り込んだ栽培計画を確認する
以下の画面にて、処方の内容を確認することができます。
- パソコンブラウザ版
▶ 作付設定>栽培計画にて設定情報として確認 - パソコンブラウザ版
▶ カレンダー画面の計画表示にて、計画を選択した際に確認 - モバイルアプリ版
▶ 作付設定>栽培計画にて設定情報として確認 - モバイルアプリ版
▶ カレンダー画面の進捗・計画表示にて、計画を選択した際に確認
オススメ:農薬設定が自動登録される
処方を栽培計画として取り込む過程で
「my防除」で処方された農薬が
アグリノートの農薬設定に自動登録されます。
農薬設定の手間がなく
作業記録などの際に選択できるようになります。
オススメ:作業記録を作成する際に、適した農薬が自動選択される
処方を栽培計画として取り込むと
以下の設定が完了します。
- 栽培暦
- 作業項目と農薬の関連設定
その設定によって
作業記録を作成する際に、該当の作業項目と作付が選択されると
農薬が自動選択されます。
農薬選択の間違いの防止に役立ちます。
オススメ:作業記録を作成する際に、適した農薬の使用量が自動入力される
パソコンブラウザ版にて
処方を栽培計画として取り込むと
以下の設定が完了します。
- 栽培暦
- 農薬の使用基準
- 作業項目と農薬の関連設定
その設定によって
作業記録を作成する際に、該当の作業項目と作付が選択されると
FAMICの農薬データベースから作目にあった使用基準が
農薬の使用量として自動入力されます。
農薬の使用量や希釈の間違いの防止に役立ちます。
※必要に応じて、農薬の使用基準の見直しをお願いします。
※モバイルアプリ版で「my防除」の処方を取り込んだ際は
農薬の使用基準が反映されないため、機能しません。
オススメ:農薬制限アラートを機能させる
パソコンブラウザ版にて
処方を栽培計画として取り込むと
以下の設定が完了します。
- 栽培暦
- 農薬の使用基準
- 作業項目と農薬の関連設定
その設定によって
農薬制限アラートに必要な情報が設定されます。
農薬制限アラートの詳細はこちらをご確認ください。
→「【目的から探す】農薬の使用基準を設定し、農薬制限アラートを有効にする」
※必要に応じて、農薬の使用基準の見直しをお願いします。
※モバイルアプリ版で「my防除」の処方を取り込んだ際は
農薬の使用基準が反映されないため、機能しません。
my防除の処方を取り込む:パソコンブラウザ版
以下の手順で「my防除」の処方を取り込みます。
- アグリノート パソコンブラウザ版を開く
- 画面上部の【設定】をクリック
- 画面左側の【作付】をクリック
- 画面左側の作付一覧にて、処方を取り込みたい作付を選択
- 画面右側の『栽培計画』内の【my防除の処方を取り込む】をクリック
- 『my防除の処方の選択』にて目的の処方を選択
- 画面下部の【OK】をクリック
- 必要に応じて、農薬の使用基準を見直す
- 画面右上の【保存】をクリック
my防除の処方を取り込む:モバイルアプリ版
以下の手順で「my防除」の処方を取り込みます。
- アグリノート モバイルアプリ版を開く
- 画面右下の【≡ メニュー】をタップ
- 【作付】をタップ
- 作付一覧にて、処方を取り込みたい作付を選択
- 画面右上の【鉛筆】アイコンをタップ
- 【栽培計画 ▼】内の【my防除の処方を取り込む】をタップ
- 目的の処方を選択
- 画面下部の【この処方を取り込む】をタップ
- 画面下部の【登録する】をタップ
<注意>
モバイルアプリ版にて処方を取り込んだ場合
農薬の使用基準は自動設定されません。
そのため、作業記録登録時の農薬の使用量の自動入力や
農薬制限アラートは機能しません。