目的・機能:栽培暦を設定して、作業を計画する
※こちらのページで説明する内容は、高度な設定となります。
※作業の記録やその集計を行いたい場合、こちらの設定は必須ではありません。
作付ごとに栽培計画を設定することで、作業の計画を立てることができます。
こちらのページで説明する栽培暦の設定では
以下の設定を行うことができます。
- 作業項目ごとの作業期間
- 作業項目ごとの予定作業時間
- 生育イベントごとの観測期間
栽培暦を設定することで、以下の機能を利用できます。
- モバイル版:【カレンダー】画面の【進捗・計画】表示で計画の確認
- ブラウザ版:【記録を見る】画面で、作業実績・生育イベント実績との比較
- 【生育記録】の【生育イベント】の記録で、生育状況に沿った流動的な作業計画
栽培暦の設定を開始する
栽培暦の設定画面を開く
【作業項目・生育イベントを選択】をタップして
栽培暦の設定画面を開きます。
以降は、以下のどちらかまたは両方の操作を行います。
→「栽培暦に作業項目を設定する」
→「栽培暦に生育イベントを設定する」
栽培暦に作業項目を設定する
ポイント:作業項目ごとに作業期間・作業時間などを設定する
栽培暦では、作業項目ごとに作業期間・作業時間などを設定することができます。
設定することで、以下の機能が利用できるようになります。
- カレンダー上で作業項目ごとに作業期間を確認する
- 作業時間の計画と実績を比較する
作業期間を指定する
『作業計画』欄にて、作業期間を指定します。
オススメ:作業期間を【期間で指定】する
開始日と終了日を選択して、作業期間を指定します。
ほかの作業や生育イベントにかかわらず作業期間が定まる場合は
こちらの方法で作業期間を指定します。
オススメ:作業期間を【経過日数で指定】する
すでに栽培暦を登録してある作業項目・生育イベントの時期をもとに
作業期間を「◯日後」「◯日前」で指定します。
例:開花の10日後に追肥を行いたい
設定する作業項目の作業期間は
トリガーとなる作業項目・生育イベントの期間は同じ日数となります。
生育イベントをもとに作業項目の作業期間を指定した場合
生育イベントの記録日によって、その作業項目の作業期間(計画)は
流動的に表示されます。
作業時間を指定する(1)
『作業時間の設定』欄にて、設定方法を選択します。
オススメ:設定方法を【合計時間で設定】する
前述の作業期間内における作業時間を
月・旬ごとに区別なく、合計時間で指定したい場合は
こちらを選択します。
オススメ:設定方法を【月別で設定】する
前述の作業期間内において作業時間を
月ごとに配分を変えて指定したい場合は
こちらを選択します。
こちらを選択すると、
各月ごとの作業時間に入力欄が表示されます(後述)。
オススメ:設定方法を【旬別で設定】する
前述の作業期間内において作業時間を
旬ごとに配分を変えて指定したい場合は
こちらを選択します。
こちらを選択すると、
各旬ごとの作業時間に入力欄が表示されます(後述)。
各旬における期間は以下の通りです。
上旬:各月の1~10日
中旬:各月の11~20日
下旬:各月の21~末日
作業時間を指定する(2)
『作業時間の設定』欄にて、合計作業時間の指定方法を選択します。
オススメ:合計作業時間を【10aあたり】で指定する
作付に指定している圃場の面積によって作業時間が変わる場合は
こちらを選択します。
例:追肥、収穫など
10aあたりの合計作業時間を指定することで
その作付にかかる合計作業時間が自動で指定されます。
オススメ:合計作業時間を【総時間】で指定する
面積によって作業時間が変わらない場合は
こちらの選択します。
例:水門管理など
また、ご自身にて作業時間を計算した場合も
こちらを選択します。
作業時間を指定する(3)
『作業時間の設定』欄にて、時間数を指定します。
前述の「作業時間を指定する(1)」にて
設定方法を【月別で設定】もしくは【旬別で設定】を選択している場合
各月ごと・各旬ごとの作業時間配分を入力します。
(入力欄の下に全期間の作業時間が表示されます。)
作業のポイント・注意点を入力する
必要に応じて『作業のポイント・注意点』を入力します。
オススメ:入力した情報は、以下の画面で確認できます。
ブラウザ版
【カレンダー】画面 > 【計画】表示 > 計画の作業項目をクリック
モバイル版
【カレンダー】画面 > 【進捗・計画】表示 > 各作付の作業項目をタップ
写真を添付する
必要に応じて写真を添付します。
オススメ:添付した写真は、以下の画面で確認できます。
ブラウザ版
【カレンダー】画面 > 【計画】表示 > 計画の作業項目をクリック
モバイル版
【カレンダー】画面 > 【進捗・計画】表示 > 各作付の作業項目をタップ
作業記録時の農薬・肥料・資材・機械の自動選択を設定する
必要に応じて『作業項目との関連設定』を指定します。
栽培暦の設定を行ったうえで
作業記録の作成の際に、対象の作付・作業項目を選択すると
指定した農薬・肥料・資材・機械が自動選択されます。
それにより
作業記録の作成の際に、記録項目の選択の手間を軽減するとともに
誤選択を防止して、正しい農薬・肥料・資材・機械の使用を促すことができます。
『作業項目との関連設定』の詳細な設定方法はこちらをご確認ください。
→「モバイル版 設定編 作付(栽培計画:作業項目との関連設定)」
『作業項目・生育イベントの選択』画面に戻る
栽培暦を設定したい作業項目がある場合は、手順01から繰り返します。
→「栽培暦に作業項目を設定する」
栽培暦に設定したい生育イベントがある場合は、こちらをご確認ください。
→「栽培暦に生育イベントを設定する」
栽培暦に設定したい作業項目・生育イベントを
すべて設定完了した場合は、こちらをご確認ください。
→「作付設定の編集を完了する」
栽培暦に生育イベントを設定する
ポイント:生育イベントごとに観測期間などを設定する
栽培暦では、生育イベントごとに観測期間などを設定することができます。
設定することで、以下の機能が利用できるようになります。
- カレンダー上で生育イベントの観測期間を確認する
- 生育イベントの生育記録で記録した生育状況に沿った流動的な作業計画を立てる
観測期間を指定する
『作業計画』欄にて、観測期間を指定します。
オススメ:観測期間を【期間で指定】する
開始日と終了日を選択して、観測期間を指定します。
ほかの作業や生育イベントにかかわらず観測期間が定まる場合は
こちらの方法で観測期間を指定します。
オススメ:観測期間を【経過日数で指定】する
すでに栽培暦を登録してある作業項目・生育イベントの時期をもとに
観測期間を「◯日後」「◯日前」で指定します。
例:田植えの60日後に出穂する傾向がある
設定する生育イベントの観測期間は
トリガーとなる作業項目・生育イベントの期間は同じ日数となります。
メモを入力する
必要に応じて『メモ』を入力します。
オススメ:入力した情報は、以下の画面で確認できます。
ブラウザ版
【カレンダー】画面 > 【計画】表示 > 計画の生育イベントをクリック
モバイル版
【カレンダー】画面 > 【進捗・計画】表示 > 各作付の生育イベントをタップ
写真を添付する
必要に応じて写真を添付します。
オススメ:入力した情報は、以下の画面で確認できます。
ブラウザ版
【カレンダー】画面 > 【計画】表示 > 計画の生育イベントをクリック
モバイル版
【カレンダー】画面 > 【進捗・計画】表示 > 各作付の生育イベントをタップ
『作業項目・生育イベントの選択』画面に戻る
栽培暦に設定したい生育イベントがある場合は、手順01から繰り返します。
→「栽培暦に生育イベントを設定する」
栽培暦を設定したい作業項目がある場合は、こちらをご確認ください。
→「栽培暦に作業項目を設定する」
栽培暦に設定したい作業項目・生育イベントを
すべて設定完了した場合は、こちらをご確認ください。
→「作付設定の編集を完了する」