収量コンバインの収量データは
スマートアシストリモートに格納されています。
スマートアシストリモートとアグリノートを連携すると
アグリノートの圃場(区画)の範囲内にある収量データを1日に1回
スマートアシストリモートから取得して
アグリノートの「収穫記録」が自動生成されます。
毎日の自動処理でアグリノートに収穫記録が自動生成されるため
記録を作成する手間を削減し、記録忘れ・記録誤りを防ぐ機能です。
<注意>
スマートアシストリモートに登録済みの収量コンバインにて収穫作業を行う前に
アグリノートの圃場設定を必ずご確認ください。
- 収穫作業を行う圃場は「区画」で登録されている。
▶ 「ピン」で登録されている場合は、「区画」に変更してください。
▶ 未登録の圃場がある場合は、「区画」で登録してください。
(詳細は後述) - 収穫作業を行う圃場の区画が、ほかの圃場の区画と重なっていない。
▶ 区画と区画で重なっている部分がある場合は、重ならないように区画の頂点を移動してください。
(詳細は後述)
ポイント:収穫記録の各項目
取り込まれて自動生成された収穫記録では、各項目が以下のようになります。
- 計測のタイミング:収穫時
- 品質・規格:乾燥重量
- 単位:kg
ポイント:収穫量
収量コンバインにて計測された収穫量(生籾)から
一定の水分を乾燥したと仮定した収穫量(乾燥重量)が
アグリノートの収穫記録に登録されます。
<注意>
- スマートアシストリモートにて収穫量が0kgとなっている収穫データでは
その収穫データを元にした収穫記録はアグリノートに自動生成されません。
ポイント:圃場
アグリノートの圃場(区画)の範囲内に
スマートアシストリモートの収穫データの位置情報が含まれると判定された場合
その圃場に対する収穫記録がアグリノートに自動生成されます。
<注意>
- アグリノートの圃場(ピン)は判定に用いられません。
収量コンバインで収穫作業を行う圃場がピンで登録されている場合は
事前にピンから区画への変更を行なってください。 - アグリノートの圃場(区画)の範囲内に
スマートアシストリモートの収穫データの位置情報が含まれないと判定された場合
その収穫データを元にした収穫記録はアグリノートに自動生成されません(※)。
アグリノートで圃場設定に登録漏れがないか事前確認を行ってください。 - アグリノートの圃場(区画)の範囲が重なって登録されている状態で
その重なっている範囲内に
スマートアシストリモートの収穫データの位置情報が含まれると判定された場合
ほかの収穫データを含めて、その1日分の収穫記録はアグリノートに自動生成されません(※)。
事前にアグリノートで圃場の重なりがないことを確認してください。
※収穫記録が自動生成されなかった場合
その後にアグリノートで圃場(区画)を登録・修正したとしても
改めて収穫記録が自動生成されることはありません。
ポイント:作付
前述の圃場に関連づいている「有効な作付(※)」を指定した収穫記録が
アグリノートに自動生成されます。
※ここでの「有効な作付」とは、以下の条件をすべて満たす作付です。
・圃場に関連づいている作付
・収穫作業を行なった日が作業期間内になる作付
・削除されていない作付
<注意>
- 複数の「有効な作付」が圃場に関連づいている場合は
『作付なし(SA-R連携)』という作付が自動登録・関連付けされ、
収穫記録がアグリノートに自動生成されます。
生成された収穫記録を必要に応じて見直してください。 - 「有効な作付」が圃場に関連づいていない場合は、
『作付なし(SA-R連携)』という作付が自動登録・関連付けされ、
収穫記録がアグリノートに自動生成されます。
生成された収穫記録を必要に応じて見直してください。