概要:1つの記録を複数人が同時編集した際に、保存内容が反映されない
症状
- 登録済みの1つの記録を複数人が同時に編集し上書き保存をしても
保存内容が反映されないひとがいる。
<例>
- Aさん、Bさんの作業内容を、1つの作業記録の予定として登録
- Aさん、Bさんが作業を行う
- Aさん、Bさんが、1の作業記録をそれぞれ編集して、
自身の作業時間を個別に入力ののち、個別に実績として上書き保存する
対処方法
運用の変更をお願いします。
1つの作業記録の編集を複数人で同時に開始して
個別に編集・保存した場合、
結果的に最後に保存した情報が反映されます。
作業の予定を登録して複数人で実績管理する際は
以下のいずれかの運用をご検討ください。
作業後に1人が全員分の記録を編集する
- 作業前に全員分を1つの作業記録の予定として登録する
- (作業を行う)
- 1人が予定を編集して、全員分の作業時間を変更したのち、実績として保存する
作業後に個別に記録を新規作成する
- 作業前に全員分を1つの作業記録の予定として登録する
- (作業を行う)
- ひとりひとりが個別に自身の作業時間のみ入力し、作業記録の実績を個別に登録する
- 必要に応じて、1の予定を削除する
ポイント:農薬・肥料・資材は1人のみが記録する
複数人で行った作業で使用した農薬・肥料・資材の使用量を記録する際は
複数人で重複して記録しないように注意しましょう。
ポイント:機械は操作した人が記録する
使用した機械の稼働時間を記録する際は
その機械を操作した人が記録すると、重複登録を防ぐことができます。
オススメ:記録のコピー
すでに登録されている記録をコピーすることができます。
あらかじめ登録されている予定をコピーして
各自の作用時間を入力するとともに
ほかの作業者選択などを解除すると、
手間少なく記録を作成できます。
<モバイルアプリ版>
作業記録の作成画面を開き、
画面上部の【以前の記録からコピーする】をタップする
<パソコンブラウザ版>
カレンダー画面などで記録を選択し、
画面右側で【…】→【コピー】をクリックする
自動記録を利用する
- 作業前に全員分を1つの作業記録の予定として登録する
- 作業前に自動記録を開始する
- (作業を行う)
- 作業後に自動記録を終了する
- (個別に作業記録の下書きが生成される)
- 個別に下書きを実績に変更する
- 必要に応じて、1の予定を削除する
ポイント:農薬・肥料・資材は1人のみが記録する
自動記録の下書きでは農薬・肥料・資材は選択されません。
複数人で行った作業で使用した農薬・肥料・資材の使用量を記録する際は
複数人で重複して記録しないように注意しましょう。
ポイント:機械は操作した人が記録する
自動記録の下書きでは機械は選択されません。
使用した機械の稼働時間を記録する際は
その機械を操作した人が記録すると、重複登録を防ぐことができます。
ひとりひとりの予定を用意する
- 作業前にひとりひとりの作業記録の予定を個別に登録する
- (作業を行う)
- ひとりひとりが個別に自身の作業記録の予定を実績として登録する
- 必要に応じて、1の予定を削除する
ポイント:農薬・肥料・資材は1人のみが記録する
あらかじめ登録する予定では1人の記録のみに使用量を登録することで
複数人での農薬・肥料・資材の使用量の重複登録を防ぐことができます。
ポイント:機械は操作した人が記録する
あらかじめ登録する予定ではその機械を操作する人の記録のみに
機械の作業時間を登録することで
複数人での機械の稼働時間の重複登録を防ぐことができます。
上記の内容を確認・対応した上で、解決しない場合は、
不具合の可能性もあるため
お問い合わせフォームにてご連絡ください。
※フォーム入力の際は「トラブルシューティングを確認済」とお書き添えください。
※サポートチームからのお願い
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