目的・機能:記録された情報をExcel、CSVファイルで出力する
【出力】は記録された情報をExcelファイル、またはCSVファイルで出力できる画面です。
<日誌データ>
作業記録、生育記録など、記録種別ごとにデータを出力できます。
記録の確認だけではなく、加工することで様々な集計・分析を行うことができます。
この記事では、作業記録の出力について説明します。
ポイント:出力手順
出力手順や出力した圧縮ファイルの解凍方法は下記を参照ください。
「ブラウザ版 出力 共通操作」
ポイント:印刷内容が分かれる場合
出力したファイルを印刷する際、
ご利用のプリンタの設定によっては印刷内容が印刷範囲より大きくなり、
ページが分かれる場合がございます。
適宜調整して印刷いただくようお願いいたします。
ポイント:写真は出力されません
記録に添付した写真やファイルは出力されません。
カレンダー画面などで、記録の詳細を確認し、
画像やファイルを個別にダウンロードしてください。
このページではExcelで出力した場合の説明をします。
操作や出力内容はExcel、CSVで違いはありません。
作業記録
作業記録で登録された情報を出力します。
記録は6つのファイルとして分かれて出力されます。
※サンプルファイルは、このページの最後にあります。
ポイント:出力形式
作業記録を出力する際は、出力形式を下記から選択します。
- Excel(.xlsx)
- CSV(.csv) ※UTF-8(BOM 付き)
出力データ-Excelファイル
ダウンロードされた圧縮ファイルを解凍し、フォルダを開くと、
6つのExcelファイルが用意されます。
ファイル名は以下のようになります。
- 『作業記録1 一般.xlsx』
- 『作業記録2 作業者.xlsx』
- 『作業記録3 機械.xlsx』
- 『作業記録4 農薬.xlsx』
- 『作業記録5 肥料.xlsx』
- 『作業記録6 資材.xlsx』
ポイント:出力イメージ
下記のような1つの作業記録があった場合、出力結果のイメージは画像の通りです。
作業記録(実績)
- 日付:2021/06/01
- 作業項目:畑の準備
- 作付:ほうれん草
- 圃場:圃場1-1、圃場1-2、圃場1-3
- 作業者:Aさん 8時間、Bさん 4時間、アルバイト 4時間
- 機械:耕運機 6時間、噴霧器 4時間
- 農薬:除草剤 10L、殺虫剤 5L
- 肥料:堆肥 300kg
- 資材:マルチシート 2本、シートアンカー 2箱
出力データ-Excelファイル(共通項目)
各Excelファイルで共通の項目は以下のとおりです。
- A列:作業ID
作業記録に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ作業記録として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- B列:予実
作業記録で選択された『予定』『実績』が出力されます。
- C列:日付
作業記録で選択された日付が出力されます。
- D列:作業項目
作業記録で選択された作業項目名が出力されます。
- E列:作付ID
作業記録で選択された作付に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ作付として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- F列:作付名
作業記録で選択された作付名が出力されます。
- G列:圃場グループ
作業記録で選択された圃場が所属しているグループが出力されます。
- H列:圃場ID
作業記録で選択された圃場に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ圃場として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- I列:圃場名
作業記録で選択された圃場名が出力されます。
- J列:作付面積(アール)(※)
作業記録で選択された圃場において、圃場設定で設定された作付面積が出力されます。
ポイント:出力される作付面積(※)
作付面積(※)は以下の優先順位(A>B>C)で出力されます。
A:圃場設定画面:圃場情報欄の『作付面積』
B:圃場設定画面:土地・不動産情報欄の『台帳面積』
C:圃場設定画面:圃場情報欄の『参考面積』
詳細はこちらをご確認ください。
→「【トラブルシューティング】計算・表示で利用される圃場の面積とは?」
出力データ-Excelファイルの内容(一般)
『作業記録1 一般.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- K列:メモ
作業記録で入力されたメモ欄の内容が出力されます。
出力データ-Excelファイルの内容(作業者)
『作業記録2 作業者.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- K列:作業者グループ
作業記録で選択された作業者が所属しているグループが出力されます。
- L列:作業者ID
作業記録で選択された作業者に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ作業者として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- M列:作業者
作業記録で選択された作業者名が出力されます。
- N列:開始時刻
作業記録で選択された作業者の作業時間で入力された開始時刻が出力されます。
作業時間が『時間で入力』されている場合は空欄になります。
- O列:終了時刻
作業記録で選択された作業者の作業時間で入力された終了時刻が出力されます。
作業時間が『時間で入力』されている場合は空欄になります。
- P列:休憩時間
作業記録で選択された作業者の作業時間で入力された休憩時間が出力されます。
作業時間が『時間で入力』されている場合は空欄になります。
- Q列:入力時間
作業記録で選択された作業者の作業時間で入力された作業時間が出力されます。
作業時間が『時刻で入力』されている場合は空欄になります。
オススメ:作業時間の入力形式が揃っていないときは
N、O、P列の値から、Q列の値を算出しましょう。
(O列:終了時刻)-(N列:開始時刻)-(P列:休憩時間)=(Q列:入力時間)
- R列:圃場あたりの時間
作業記録で入力された作業時間を、
『F列:作付名』・『I列:圃場名』ごとに按分した値が出力されます。
対象期間、または対象作業におけるR列の合計が、その対象の総作業時間になります。
- S列:10アール(約1反)あたりの時間
『R列:圃場あたりの時間』を『J列:作付面積(アール)』で割って、
10を掛けた値が出力されます。
作業効率などを比較することができます。
- T列:作業者メモ
作業記録で入力された作業者別のメモ欄の内容が出力されます。
出力データ-Excelファイルの内容(機械)
『作業記録3 機械.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- K列:機械ID
作業記録で選択された機械に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ機械として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- L列:機械
作業記録で選択された機械名が出力されます。
- M列:機械メモ
作業記録で入力された機械別のメモ欄の内容が出力されます。
- N列:開始時刻
作業記録で選択された機械の作業時間で入力された開始時刻が出力されます。
作業時間が『時間で入力』されている場合は空欄になります。
- O列:終了時刻
作業記録で選択された機械の作業時間で入力された終了時刻が出力されます。
作業時間が『時間で入力』されている場合は空欄になります。
- P列:休憩時間
作業記録で選択された機械の作業時間で入力された休憩時間が出力されます。
作業時間が『時間で入力』されている場合は空欄になります。
- Q列:入力時間
作業記録で選択された機械の作業時間で入力された作業時間が出力されます。
作業時間が『時刻で入力』されている場合は空欄になります。
オススメ:作業時間の入力形式が揃っていないときは
N、O、P列の値から、Q列の値を算出しましょう。
(O列:終了時刻)-(N列:開始時刻)-(P列:休憩時間)=(Q列:入力時間)
- R列:圃場あたりの時間
作業記録で入力された作業時間を、
『F列:作付名』・『I列:圃場名』ごとに按分した値が出力されます。
対象期間、または対象作業におけるR列の合計が、その対象の総作業時間になります。
- S列:10アール(約1反)あたりの時間
『R列:圃場あたりの時間』を『J列:作付面積(アール)』で割って、
10を掛けた値が出力されます。
作業効率などを比較することができます。
出力データ-Excelファイルの内容(農薬)
『作業記録4 農薬.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- K列:農薬ID
作業記録で選択された農薬に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ農薬として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- L列:農薬名
作業記録で選択された農薬名が出力されます。
- M列:入力1(表記)
- N列:入力1(数値)
- O列:入力1(単位)
- P列:入力2(表記)
- Q列:入力2(数値)
- R列:入力2(単位)
- S列:入力3(表記)
- T列:入力3(数値)
- U列:入力3(単位)
作業記録で選択された農薬の使用量で入力・選択された表記、数値、単位が出力されます。
- V列:圃場あたり(数値)
- W列:圃場あたり(単位)
作業記録で入力された使用量を、
『F列:作付名』・『I列:圃場名』ごとに按分した値が出力されます。
対象期間、または対象作業におけるV列の合計が、その対象の総使用量になります。
- X列:10アール(約1反)あたり(数値)
- Y列:10アール(約1反)あたり(単位)
『V列:圃場あたり(数値)』を『J列:作付面積(アール)』で割って、
10を掛けた値が出力されます。
単位面積あたりの使用量などを比較することができます。
- Z列:農薬メモ
作業記録で入力された農薬別のメモ欄の内容が出力されます。
出力データ-Excelファイルの内容(肥料)
『作業記録5 肥料.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- K列:肥料ID
作業記録で選択された肥料に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ肥料として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- L列:肥料名
作業記録で選択された肥料名が出力されます。
- M列:入力1(表記)
- N列:入力1(数値)
- O列:入力1(単位)
- P列:入力2(表記)
- Q列:入力2(数値)
- R列:入力2(単位)
- S列:入力3(表記)
- T列:入力3(数値)
- U列:入力3(単位)
作業記録で選択された肥料の使用量で入力・選択された表記、数値、単位が出力されます。
- V列:圃場あたり(数値)
- W列:圃場あたり(単位)
作業記録で入力された使用量を、
『F列:作付名』・『I列:圃場名』ごとに按分した値が出力されます。
対象期間、または対象作業におけるV列の合計が、その対象の総使用量になります。
- X列:10アール(約1反)あたり(数値)
- Y列:10アール(約1反)あたり(単位)
『V列:圃場あたり(数値)』を『J列:作付面積(アール)』で割って、
10を掛けた値が出力されます。
単位面積あたりの使用量などを比較することができます。
- Z列:肥料メモ
作業記録で入力された肥料別のメモ欄の内容が出力されます。
出力データ-Excelファイルの内容(資材)
『作業記録6 資材.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- K列:資材ID
作業記録で選択された資材に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ資材として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- L列:資材名
作業記録で選択された資材名が出力されます。
- M列:使用量(数値)
- N列:使用量(単位)
作業記録で選択された資材の使用量で入力・選択された数値、単位が出力されます。
- O列:使用量(換算数値)
- P列:使用量(換算単位)
資材設定で設定された換算式によって換算された、
使用単位での数量、単位が出力されます。
作業記録ごとに異なる単位であっても、換算式が設定されていれば、
その使用量を集計することができます。
- Q列:圃場あたり(数値)
- R列:圃場あたり(単位)
作業記録で入力された使用量を、
『F列:作付名』・『I列:圃場名』ごとに按分した値が出力されます。
対象期間、または対象作業におけるQ列の合計が、その対象の総使用量になります。
- S列:10アール(約1反)あたり(数値)
- T列:10アール(約1反)あたり(単位)
『Q列:圃場あたり(数値)』を『J列:作付面積(アール)』で割って、
10を掛けた値が出力されます。
単位面積あたりの使用量などを比較することができます。
- U列:資材メモ
作業記録で入力された資材別のメモ欄の内容が出力されます。