目的・機能:記録された情報をExcel、CSVファイルで出力する
【出力】は記録された情報をExcelファイル、またはCSVファイルで出力できる画面です。
<設定データ>
圃場設定、作付設定など、設定種別ごとにデータを出力できます。
マスタの確認だけではなく、加工することで様々な集計・分析を行うことができます。
この記事では、作付設定の出力について説明します。
ポイント:出力手順
出力手順や出力した圧縮ファイルの解凍方法は下記を参照ください。
「ブラウザ版 出力 共通操作」
ポイント:印刷内容が分かれる場合
出力したファイルを印刷する際、
ご利用のプリンタの設定によっては印刷内容が印刷範囲より大きくなり、
ページが分かれる場合がございます。
適宜調整して印刷いただくようお願いいたします。
このページではExcelで出力した場合の説明をします。
操作や出力内容はExcel、CSVで違いはありません。
作付情報
作付設定で登録された情報を出力します。
設定内容は4つのファイルとして分かれて出力されます。
※サンプルファイルは、このページの最後にあります。
ポイント:出力形式
圃場情報を出力する際は、出力形式を下記から選択します。
- Excel(.xlsx)
- CSV(.csv) ※UTF-8(BOM 付き)
オススメ:設定方法
出力される情報の設定方法は、こちらの記事をご確認ください。
「ブラウザ版 基本設定01 作付」
「ブラウザ版 基本設定01 作付(栽培計画:栽培暦)」
「ブラウザ版 基本設定01 作付(栽培計画:農薬・肥料・資材の使用計画量)」
「ブラウザ版 基本設定01 作付(栽培計画:農薬の使用基準)」
「ブラウザ版 基本設定02 圃場」
「ブラウザ版 基本設定02 圃場(土地・不動産情報)」
「ブラウザ版 資産・人-設定08 土地情報(土地情報登録)」
出力データ-Excelファイル
ダウンロードされた圧縮ファイルを解凍し、フォルダを開くと、
1つのExcelファイルが用意されます。
ファイル名は以下のようになります。
- 『作付情報1 一般.xlsx』
- 『作付情報2 圃場.xlsx』
- 『作付情報3 地番.xlsx』
- 『作付情報4 栽培計画.xlsx』
出力データ-Excelファイル(共通項目)
各Excelファイルで共通の項目は以下の通りです。
- A列:作付グループ
設定された作付グループが出力されます。
- B列:作付ID
作付に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ作付として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- C列:作付名
設定された作付名が出力されます。
- D列:作目
設定された作目が出力されます。
- E列:作業開始日
- F列:作業終了日
『栽培計画』で設定された作業期間の開始日・終了日が出力されます。
出力データ-Excelファイル(一般)
『作付情報1 一般.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- G列:栽培法
設定された栽培法が出力されます。
- H列:メモ
設定されたメモが出力されます。
- I列:作付のべ面積(アール)(※)
『圃場』で選択された圃場の合計面積が出力されます。
ポイント:出力される面積(※)
面積(※)は以下の優先順位(A>B>C)で出力されます。
A:圃場設定画面:圃場情報欄の『作付面積』
B:圃場設定画面:土地・不動産情報欄の『台帳面積』
C:圃場設定画面:圃場情報欄の『参考面積』
詳細はこちらをご確認ください。
→「【トラブルシューティング】計算・表示で利用される圃場の面積とは?」
出力データ-Excelファイル(圃場、地番)
『作付情報2 圃場.xlsx』『作付情報3 地番.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- G列:圃場グループ
『圃場』で選択された圃場が所属しているグループが出力されます。
- H列:圃場ID
『圃場』で選択された圃場に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ圃場として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- I列:圃場名
『圃場』で選択された圃場名が出力されます。
- J列:表示開始日
- K列:表示終了日
『圃場』で選択された圃場において、圃場設定で設定された表示期間(開始・終了)が出力されます。
- L列:作付面積(アール)(※)
ポイント:出力される作付面積(※)
面積(※)は以下の優先順位(A>B>C)で出力されます。
A:圃場設定画面:圃場情報欄の『作付面積』
B:圃場設定画面:土地・不動産情報欄の『台帳面積』
C:圃場設定画面:圃場情報欄の『参考面積』
詳細はこちらをご確認ください。
→「【トラブルシューティング】計算・表示で利用される圃場の面積とは?」
出力データ-Excelファイル(地番)
『作付情報3 地番.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
- M列:台帳面積(アール)
『圃場』で選択された圃場において、
圃場設定の『土地・不動産情報』欄で入力された台帳面積が出力されます。
もしくは、その圃場に土地情報が関連づいている場合は、
土地情報設定で設定された台帳面積が出力されます。
- N列:本地面積(アール)
『圃場』で選択された圃場に関連づいている土地情報において、
土地情報設定で設定された本地面積が出力されます。
- O列:土地ID
『圃場』で選択された圃場に関連づいている土地情報に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ土地情報として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- P列:名前
『圃場』で選択された圃場に関連づいている土地情報の表示名が出力されます。
- Q列:住所・地番
『圃場』で選択された圃場において、
圃場設定の『土地・不動産情報』欄で入力された住所が出力されます。
もしくは、その圃場に土地情報が関連づいている場合は、
土地情報設定で設定された住所が出力されます。
出力データ-Excelファイル(栽培計画)
『作付情報4 栽培計画.xlsx』ファイルで、特有の項目は以下の通りです。
作付設定の『栽培計画』欄で設定された情報が出力されます。
- G列:項目分類
『栽培計画』欄で設定が登録されている箇所の分類が出力されます。
その分類別にH~X列の値が出力されます。
ポイント:項目分類(F列)の値
- 作業項目 :『栽培計画』欄の栽培暦で作業項目が設定されている場合
- 生育イベント:『栽培計画』欄の栽培暦で生育イベントが設定されている場合
- 農薬 :『栽培計画』欄で農薬が選択され、使用基準、使用計画量が設定されている場合
- 肥料 :『栽培計画』欄で肥料が選択され、使用計画量が設定されている場合
- 資材 :『栽培計画』欄で資材が選択され、使用計画量が設定されている場合
- 収量 :『栽培計画』欄で収穫量が設定されている場合
- 出荷時期 :『栽培計画』欄で出荷時期が設定されている場合
- H列:項目ID
項目名(I列)に割り振られた番号です。
他の出力メニュー・出力条件で出力されたファイルで同じ番号のデータは、
同じ項目名(I列)として保存されたデータになります。
異なるファイルのデータをまとめるときは、この番号を参照してください。
アグリノートの画面上では確認することができません。
- I列:項目名
項目分類(G列)により指定される設定箇所で選択された項目名が出力されます。
(例1:項目分類(G列)が作業項目の場合は、『栽培計画』欄の栽培暦で設定された作業項目名)
(例2:項目分類(G列)が農薬の場合は、『栽培計画』欄で設定された農薬名)
- J列:集計単位
項目名(I列)の計画量の集計単位が、『合計』もしくは『10aあたり』のどちらかで出力されます。
※計画量を入力しない項目分類(生育イベント、出荷時期)では、空欄となります。
- K列:計画(数量)
項目名(I列)の計画量の数量が出力されます。
※計画量を入力しない項目分類(生育イベント、出荷時期)では、空欄となります。
- L列:計画(単位)
項目名(I列)の計画量の単位が出力されます。
※計画量を入力しない項目分類(生育イベント、出荷時期)では、空欄となります。
- M列:時期
項目分類(G列)が作業項目、もしくは生育イベントの場合では、
栽培暦の詳細設定で、ほかの作業項目や生育イベントをトリガーに設定した開始時期が出力されます。
※上記以外の項目分類では空欄となります。
- N列:計画開始日
- O列:計画終了日
項目分類(G列)が作業項目、もしくは生育イベントの場合では、
栽培暦で設定された作業項目の作業期間、もしくは生育イベントの確認期間が出力されます。
項目分類(G列)が出荷時期の場合では、設定した出荷時期が出力されます。
※上記以外の項目分類では空欄となります。
- P列:作業のポイント注意点
項目分類(G列)が作業項目、もしくは生育イベントの場合では、
栽培暦の詳細設定で設定された作業項目の『作業のポイント・注意点』、
もしくは生育イベントの『メモ』が出力されます。
※上記以外の項目分類では空欄となります。
- Q列:希釈倍率
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で設定された希釈倍率が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- R列:薬量/10a(数値)
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で設定された農薬使用量の数値が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- S列:薬量/10a(単位)
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で設定された農薬使用量の単位が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- T列:農薬散布回数
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で設定された本剤の使用回数が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- U列:収穫前日数
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で設定された収穫前日数が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- V列:農薬メモ
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で設定されたメモが出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- W列:有効成分名
項目分類(G列)が農薬の場合では、使用基準で表示された有効成分名が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。
- X列:有効成分散布回数
項目分類(G列)が農薬の場合では、
使用基準で表示された有効成分名ごとの使用回数が出力されます。
※農薬以外の項目分類では空欄となります。