目的:アグリノートの便利な機能とそれによって実現できることを理解する
こちらの記事ではアグリノート・イチオシの使い方をご紹介いたします。
これからアグリノートを使いたいと考えている方や、
すでに使い始めている方、もっと使いこなしたいとお考えの方、
みなさまにぜひご覧いただきたい内容となっております。
- 概要編
- 初級編(初期設定について)
- 中級編(記録の活用と参考になる先行事例)
- 上級編(多様な機能を使いこなす活用術)◁ 今回の記事
今回の記事では
アグリノートをより農場運営に役立てるための便利な活用術をまとめております。
多様な機能を理解して、活用の幅を広げてみましょう。
アグリノートアカウントを登録いただいた方に、
使い方ガイドとなるメールをお送りしています。
この記事は使い方ガイドメール「アグリノートの活用術を学ぼう編」を再構成しております。
目次
#01 記録を見る(概要)編
「レポート機能」であなたの仕事はこう変わる
- 作業項目ごとに作業時間を集計し作業上のボトルネックを把握できる
- 10aあたりの資材使用量を把握し、予実の管理と翌年の計画に活用できる
- 圃場全体の成績から地力の良し悪しを把握できる
登録した記録の振り返りには「レポート機能」をご活用ください。
ここでは 「レポート機能(記録を見る)」 で何ができるか学んでいきましょう。
レポート機能(記録を見る)の活用術
- 対象の作付が設定されている全圃場の記録を集計する
- 作業・生育・収穫実績をタイムラインで一連表示する
- 使用した農薬・肥料の成分量を集計する
- 計画と実績の比較や、昨年実績、または別の作付と比較する
詳細な手順はこちら
#02 記録を見る(収穫記録)編
「記録を見る(収穫記録)」であなたの仕事はこう変わる
- 品質ごとに収穫量を集計して、圃場の地力や特性を把握できる
- 計測タイミングごとの集計で、歩留まりを把握できる
- 自動採番の収穫ロット番号で、農場内のトレーサビリティを担保できる
登録した記録の振り返りには「レポート機能」をご活用ください。
ここでは 「レポート機能(記録を見る)」 で、
収穫記録を確認する方法を学んでいきましょう。
記録を見る(収穫記録)の活用術
- 収穫量を計測タイミング、品質・規格ごとに集計する
- 予定収量(予定収穫量)と収穫実績を比較表示する
- 作付を複数選択することで、それぞれの実績を表示する
詳細な手順はこちら
#03 記録を見る(生育記録)編
「記録を見る(生育記録)」であなたの仕事はこう変わる
- 生育グラフを確認して生育状況の良し悪しが把握できる
- 出穂や開花などの生育イベントを写真で客観的に振り返ることができる
- 調査項目を圃場ごとに一覧表で比較して、生育の良し悪しが把握できる
登録した記録の振り返りには「レポート機能」をご活用ください。
ここでは 「レポート機能(記録を見る)」 で、
生育記録を確認する方法を学んでいきましょう。
記録を見る(生育記録)の活用術
- 生育状況の推移はグラフ表示でわかりやすく表示する
- 作物の写真はアルバム表示で確認する
- 圃場単位で、より詳細な記録や画像を時系列で確認する
詳細な手順はこちら
#04 収穫量・資材の単位換算編
「収穫量・資材の単位換算」であなたの仕事はこう変わる
- 収穫物をコンテナへ積込みした際、コンテナ数で直感的に記録できる
- ロール単位で使う資材の使用量を簡易に把握できる
- 単位換算の計算する手間が省けるため、簡易に集計分析や比較できる
収穫記録の登録をする際には、単位換算の設定をしておくと、
記録作成時に登録した単位から最終的な収穫重量(kg)を把握できます。
他にも資材を使用する単位で登録することで、
実際の使用量を把握しやすくする方法もあります。
ここでは 「単位換算機能」 を使いこなす方法を学んでいきましょう。
単位換算機能の活用術
- 設定メニュー「収穫・出荷」から1単位あたり重量(kg)を登録する
- 収穫記録でkg以外の単位を選択し、集計時にはkg換算重量を表示させる
- 資材は作業時に使用する単位と、集計で確認したい単位を個別設定する
詳細な手順はこちら
#05 肥料の散布実績を見る編
「肥料の散布実績見える化」であなたの仕事はこう変わる
- 圃場全体と10aあたりの投下量を把握して、購入計画に反映できる
- 作物の生育状況に応じて肥料散布量を調整するための参考情報にできる
- 圃場ごとのNPK投下量が把握でき、翌年の施肥計画に反映できる
登録した記録の振り返りには「レポート機能」をご活用ください。
ここでは 「レポート機能(記録を見る)」 で、
肥料の散布実績を確認する方法を学んでいきましょう。
記録を見る(肥料の散布実績)の活用術
- 記録を見るの肥料タブより、作付全体の散布実績を表示する
- 散布実績を圃場面積全体と10aごとで切り替えて表示する
- 圃場を選択し、より詳細な散布重量・成分別の投下重量を確認する
詳細な手順はこちら
#06 農薬散布実績を確認する編
「農薬の散布実績見える化」であなたの仕事はこう変わる
- 農薬の使用基準を逸脱した使用を防ぐことができる
- 散布日に応じた収穫可能日を把握し、作業計画の組み立てができる
- 地図上で散布の状況が把握できるので、作業の抜け漏れを防げる
農薬の使用回数を確認するには「進捗機能」が便利です。
圃場ごとにあと何回散布可能か、成分別の集計も反映した形で確認できます。
今回は 「進捗機能(農薬使用回数)」 で、
散布状況を確認する方法を学んでいきましょう。
進捗機能(農薬使用回数)の活用術
- 進捗メニューから農薬使用回数タブを選択する
- 圃場ごと、薬剤ごとの散布回数と散布日を一覧表示する
- 圃場名を選択して、その圃場内での散布実績を表示する
- 作付設定で農薬使用基準を設定し、散布上限回数や収穫可能日を把握する
詳細な手順はこちら
#07 収支機能編
「収支機能」であなたの仕事はこう変わる
- 作付別収支を可視化し、ボトルネックとなる作付が把握できる
- 金額ベースで地力や作業効率の悪い圃場を特定し、検討と対策ができる
- CSVでデータをダウンロードし、より細かな経営分析を行う
例えば…
組織全体での生産性向上を目標として、
より最適な人員配置を検討するために、
圃場ごとのコストを人件費・作業時間ベースで把握する
など
登録した実績を金額ベースで振り返るには 「収支機能」 をご活用ください。
今回は「収支機能」を活用する方法を学んでいきましょう。
収支機能の活用術
- 単価設定を行い、作業実績から支出(労務費・諸材料費等)を反映させる
- 出荷記録で売上登録を行い、出荷実績から収入を反映させる
- 収支画面で収支を見たい期間を選択する
- 収支・収入・支出タブや表形式・グラフ形式を切り替えながら確認する
詳細な手順はこちら
#08 農機連携機能編
「農機連携機能」であなたの仕事はこう変わる
▶ 井関農機の田植え機を使っているあなたは…
可変施肥田植え機の施肥設計がアグリノートで簡易に設定できる
▶ ヤンマーのコンバインを使っているあなたは…
ヤンマースマートアシスト上の収穫記録をアグリノートに残せる
▶ 三菱マヒンドラ農機のトラクターを使っているあなたは…
農機のメンテナンス情報をアグリノートで確認できる
アグリノートとの連携に対応した農機を使うことで、
日々の農作業や記録登録をより効率的にご利用いただくことができます。
今回は 「農機連携機能」 で実現できることを学んでいきましょう。
農機連携機能の活用術
- 連携対応農機を使用して、作業・収穫記録を自動で作成する
- 連携対応農機を使用して、収穫記録に収穫重量を詳細に反映する
- 連携対応農機の現在位置情報をマップで確認する
- 連携対応農機の移動・作業経路をマップで確認する
詳細な手順はこちら
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