目的・機能:収穫記録を登録します
収穫記録は作物の収穫重量を登録することができます。
アグリノートで収穫記録を登録することで下記が実現できます。
- 圃場・作付単位の収穫実績を確認する
- 10a単位の収穫実績を確認する
- 計測タイミング別に収穫実績を確認する
- 品質・規格別に収穫実績を確認する
- 出荷記録に連携し、トレーサビリティを担保する
(別途、出荷記録の登録が必要です)
この記事では収穫記録の登録についてご案内します。
収穫記録について
収穫記録では、以下の情報を登録することができます。
- いつ
- どの圃場・作付で
- どのような収穫等級(品質・規格)のものを
- どのくらいの量収穫したか
オススメ:多段階的な計測を記録
1回の収穫に対して、収穫記録は、『計測のタイミング』ごとに多段階的に複数登録できます。
そのため、「収穫直後」→「乾燥・調整後」→「選別後」のタイミングでの計測値を記録し、
そのタイミングごとに『品質・規格』別に数量を集計することが可能です。
パソコンブラウザ版では、収穫記録は以下の3つの方法で記録できます。
【A】メニューから収穫記録
【B】マップ画面から圃場を選択して収穫記録
【C】カレンダー画面から日付を選択して収穫記録
【B】マップ画面から圃場を選択して収穫記録を登録する方法
圃場の過去の作業履歴を確認しながら、収穫記録画面へ遷移できます。
マップ画面で圃場をクリックします。
画面右に記録の一覧が表示され、タブを『収穫』に合わせた状態で【新規作成】をクリックします。
オススメ:マップ画面の記録一覧からタブ切り替え
マップ画面で圃場をクリックしたときに表示される、記録一覧表示上部のタブを切り替えて【新規作成】をクリックすると、タブで選択されている各種記録画面に遷移できます。 記録を登録するときだけではなく、確認するときにも便利な機能です。
収穫記録の登録
『収穫記録の作成』画面が表示された後の手順をご案内します。
- 収穫日の選択
- 収穫圃場・作付の選択
- 計測タイミングの選択
- 収穫データの選択
- 収穫ロットの入力
- 写真の添付
『作付・圃場』欄で【作付から選択】をクリックします。
『作付から選択』画面で、該当の作付→圃場を1つ以上選択し、【OK】をクリックします。
画面下部に表示されるマップからも圃場を選択できます。
ポイント:圃場と作付を選択できない場合
圃場設定、作付設定が登録されているにもかかわらず
圃場・作付が選択できない場合は
圃場と作付が関連づいているかご確認をお願いします。
<関連付け>
作付設定にて、対象となる圃場が選択されているか確認してください。
または、圃場設定にて、対象となる作付が選択されているか確認してください。
計測タイミングを設定します。
【計測タイミングを選択してください】をクリックします。
リストから使用する計測タイミングをクリックして選択します。
ポイント:計測タイミングとは?
計測タイミングは、収穫物の重量をどのタイミングで計測したか指定するものです。
収穫直後と選果後、乾燥後などに重量が異なる場合に別で集計を行うことができます。
「乾燥・調整後」、「選果・選別後」など、作物や作業体系に合わせてご指定ください。
オススメ:計測タイミングの設定
【計測タイミングの設定】をクリックすると、
収穫記録中に『計測タイミング』の追加・編集・削除が可能です。
収穫データを入力します。
まずは【品質・規格を選択してください】をクリックして選択します。
オススメ:品質・規格の設定
【品質・規格の設定】をクリックすると、
収穫記録中に『品質・規格』の追加・編集・削除が可能です。
次に『数量』と『単位』をそれぞれ入力・選択します。
オススメ:単位の設定
【単位の設定】をクリックすると、
収穫記録中に『単位』の追加・編集・削除が可能です。
異なる品質・規格の収穫物を同時に登録するには、
【+追加】をクリックして収穫データの明細行を追加して入力してください。
収穫ロットの管理が必要な場合は、収穫ロット番号を指定できます。
『収穫ロット番号』欄に自由入力可能です。
※ 空欄のまま保存した場合はシステムが自動で採番します。
ポイント:収穫ロット番号の自動採番のルール
収穫ロット番号の自動採番は
収穫記録の日付(収穫日)をもとに「YYYY-MMDD-XXXX」で生成されます。
「XXXX」は通し番号となり
例えば、「2022年08月10日の2回目の収穫記録」では
「2022-0810-0002」となります。
収穫記録を編集し、収穫ロット番号を空欄にして保存した場合も
同じルールで自動採番されます。