目的・機能:作業時間を確認する
【記録を見る】画面は、登録した各種記録を
様々な観点で集計できる画面です。
ここでは、作付のみ指定した集計として
【作業】タブで表示される画面について説明いたします。
【作業】タブでは、
作業項目・作業者・作業時間に関する情報が設定された栽培計画や、
作業項目・作業者・作業時間に関する情報が登録された作業記録をもとに
『作業マップ』『作業時間』が集計されます。
※絞り込み操作・出力操作については、こちらをご覧ください。
→「ブラウザ版 記録を見る 絞り込み操作」
※集計表の参照元となる栽培計画の設定については、こちらをご覧ください。
→「ブラウザ版 基本設定01 作付(栽培計画:栽培暦)」
※集計表の参照元となる作業記録の登録については、こちらをご覧ください。
→「ブラウザ版 記録編01 作業記録-基本情報」
→「ブラウザ版 記録編01 作業記録-付加情報」
【作業】タブを開く
以下の手順で【記録を見る】画面の【作業】タブを開きます。
- パソコンブラウザ版を開く
- 画面左上の【≡】→【レポート】→【記録を見る】をクリックする
- 画面左上の【作付から探す】をクリックする
- 画面左側の作付一覧から集計したい作付を選択する
- 画面右側の上部の【作業】をクリックする
作業マップ
『作業マップ』では、
作業記録をもとに、作業者の作業時間もしくは作業回数によって
マップ上の圃場が色分けされます。
周りの圃場と比較して極端に作業時間・作業回数が多い、または少ない圃場があった場合は
(周りと比較して色が異なる圃場があった場合は)
その圃場の過去の記録を遡り、作業のヌケモレ・重複がなかったかを確認しましょう。
平野・山間部・川辺など異なる地形に圃場が分布している場合
地形ごとの作業時間・作業回数を色で俯瞰してみましょう。
もし特定の地域にある複数の圃場で作業時間が特に多い場合は、
その地域の土壌条件など、共通の地域特性が原因である可能性が考えられます。
水はけの悪い粘土質エリアの圃場に対して耕耘作業の時間がかかっている場合
有機物を豊富に含む堆肥や腐葉土を積極的に導入して作業しやすくする環境づくりや
作業時間を長めにするなどの作業予定を検討できます。
たとえ病害虫が発生してからその圃場のみ防除作業を行う運用であっても、
あとから防除作業のマップ分布を振り返ることで、
病害虫の広がり方を把握し、翌シーズンの予防対策に役立てることができます。
ここでは、『作業マップ』における表示内容や、
表示の切り替えについて説明いたします。
項目設定:作業項目
指定の作付に対する作業記録のうち
選択した『作業項目』で記録された作業時間・作業回数を集計して
マップ上の圃場を色分けします。
選択できる作業項目は
指定された作付について登録された作業記録で選択されたもののみです。
【合計】を選択した場合
すべての作業項目における集計を反映します。
項目設定:値の集計方法
『表示する値:作業時間』を選択している場合
『値の集計方法』では、その集計方法を
【10aあたり】または【すべて】から選択できます。
なお、『表示する値:作業回数』を選択している場合
『値の集計方法』は【すべて】の一択となります。
ポイント:複数の作付をまとめて表示している場合の面積
画面左側の作付一覧にて
作付名の左側の□を複数チェックしたうえで
【選択中の作付をまとめて表示】をクリックすると
複数の作付の情報をまとめて表示できます。
その状態において
『表示する値:作業時間』『値の集計方法:10aあたり』の集計で利用される面積は
延べ面積ではなく、重なりを除いた実面積で計算されます。
まとめて表示されている状態を解除したい場合は
画面右側の上部の『◯作付をまとめて表示中』の【解除】をクリックします。
ポイント:面積が0aのピン圃場
マップ上のマーカーとして【ピン】で登録されている圃場のうち
作付面積、台帳面積がともに0aになっている圃場では
正しく集計されない場合があります。
必要に応じて、圃場設定にて面積を設定してください。
『表示する値:作業時間』『値の集計方法:10aあたり』が指定されている場合
面積0aの圃場は色分けされず、白色で表示されます。
『表示する値:作業時間』『値の集計方法:すべて』が指定されている場合
複数の圃場が選択された作業記録では
圃場あたりの作業時間は面積によって按分されます。
そのため、面積0a圃場が含まれる場合、
その圃場の作業時間は0時間と集計されます。
結果的に、面積0a圃場では作業時間が実際よりも少なく集計されます。
この場合、最小値が面積0a圃場の集計値になりやすく
ほかの圃場での集計値が最大値側に集まりやすく
色分けが偏り、違いが分かりづらくなります。
『表示する値:作業回数』『値の集計方法:すべて』が指定されている場合
面積0aの圃場の影響はありません。
マップの切り替え
マップ左上の【地図/航空写真】でマップを切り替えることができます。
【地図】で表示すると、表示内容がスッキリとして見やすくなります。
登録されている圃場が多い場合に、マップ画面の表示・移動を軽くすることができます。
さらに【地形】を選択すると、地形の凹凸などが表現されます。
【航空写真】で表示すると、周辺情報をより鮮明に確認できるようになります。
さらに【ラベル】を選択すると、
地域名、道路名、主な建物名などが表示され、位置を把握しやすくなります。
表示の切り替え(【歯車】ボタン)
マップ右上の【歯車】ボタンから、
各種設定を切り替えることで、
マップ画面の表示を変更することができます。
オススメ:表示設定
マップ上に表示されている『項目設定』や『凡例』の
表示/非表示を切り替えることができます。
オススメ:凡例設定
凡例の最大値・最小値を任意の値に変更できます。
初期値状態の最大値・最小値は、集計値の最大値・最小値となります。
凡例の最大値を変更すると
それより集計値が大きい圃場はすべて最大値の色で表示されます。
凡例の最小値を変更すると、
それより集計値が小さい圃場はすべて最小値の色で表示されます。
オススメ:圃場上の文字
選択した項目の文字がマップの圃場上に表示されます。
- 圃場名
- 作付名
- 作付面積
- 集計値
オススメ:文字の大きさ
圃場上の文字の大きさを【小】【中】【大】から選択できます。
オススメ:圃場の表示 > まとめて表示する
【まとめて表示する】を選択している場合
マップを広域表示にした際に複数の圃場がまとめて表示されます。
登録されている圃場が多い場合に、
マップ画面の表示・移動の動作を軽くすることができます。
なお、複数の圃場がまとめて表示されている場合の色は
集計値によらず赤色になります。
オススメ:圃場の表示 > 選択圃場の角を強調する
【選択圃場の角を強調する】を選択している場合
マップ上で選択された圃場の各頂点が白丸で強調されます。
選択した圃場がマップ上で探しやすくなります。
オススメ:初期値状態に戻す
【初期値状態に戻す】をクリックすると
表示の切り替えの設定内容を初期値状態に戻すことができます。
作業時間集計
『作業時間集計』では、栽培計画や作業記録をもとに、
作業者別・作業項目別の作業時間が期間ごとに集計されます。
特定の作業者や作業項目で常に実績が計画を下回る場合、
その作業者(またはその作業者のスキル)や、
その作業項目自体にボトルネックがある可能性を特定できます。
作業のフォローや作業配分の見直し、作業教育、
機械化・作業方法の改善などを検討しましょう。
計画値という目標を設けることで、
各作業者や各作業項目の効率改善に対する意識付けができます。
実績値に基づいた評価を行うことで、モチベーション向上にもつながります。
作業の集中時期を把握して、農繁期の人員配置の検討に利用するのはもちろん
農閑期での機械メンテナンスや、施設修繕、従業員の研修、次年度計画の検討などを計画して
時間の有効活用にお役立ていただけます。
前作の作業時間をもとに、今作の栽培計画を
より現実的に、かつ詳細に立てることができます。
ここでは、『作業時間集計』における表示内容や、
集計基準の切り替えについて説明いたします。
表示される作業項目
表示される作業項目は、以下のいずれかの条件でリストアップされます。
- 指定した作付に関する作業記録の中で、作業者が選択された作業記録の作業項目
- 指定した作付の栽培計画において、栽培暦で予定作業時間が設定された作業項目
- 指定した作付の栽培計画において、作業者と関連づいた作業項目
並び順は、作業記録の日付、もしくは作付設定の栽培計画の栽培暦の日付が早い順に表示されます。
表示される作業者
表示される作業者は、以下のいずれかの条件でリストアップされます。
- 指定した作付に関する作業記録の中で、選択された作業者
- 指定した作付の栽培計画において、作業項目と関連づいた作業者
並び順は、【作業者】設定の【▼ すべて】の一覧のとおりに表示されます。
表示される期間
原則として、作付設定で登録した作業期間をもとに表示されます。
その期間の範囲外の日付で、栽培計画の栽培暦や、
作業記録(実績・予定)が登録されている場合は、その期間も表示されます。
作付設定で作業期間や栽培暦が登録されていない場合は
作業記録が登録されている最初の日付から最後の日付の期間が表示されます。
表示される計画(青文字)
指定された作付の栽培計画において、
作業項目ごとに設定した『予定作業時間』が表示されます。
ポイント:集計期間をまたがる場合
栽培計画(栽培暦)で設定されている作業項目ごとの作業期間(計画)が、
この画面で集計期間をまたがる場合は
期間の日数に応じて、計画の作業時間が按分されて表示されます。
<例>
栽培計画(栽培暦)で以下のように設定されていた場合
・作業項目:耕起
・04/08~04/12:5日間
・作業時間:3.5(h/10a)
【記録を見る】画面 > 【作業】タブでは、以下のように算出されます。
4月上旬:04/01~04/10
・集計対象:04/08~04/10:3日間
・3日間の作業時間:3.5(h/10a)÷5日間×3日間=2.1(h/10a)
4月中旬:04/11~04/20
・集計対象:04/11~04/12:2日間
・2日間の作業時間:3.5(h/10a)÷5日間×2日間=1.4(h/10a)
集計基準の変更:【作業項目を主軸/作業者を主軸】
集計表の左側の表側(ひょうそく)の主軸を
作業項目と作業者で切り替えることができます。
オススメ:【作業項目を主軸】
作業項目を主軸として集計します。
同一の作業でだれが(どの作業者が)どのような時期に
作業予定か、作業していたかなどを確認する際に便利です。
【作業者を非表示】を選択すると
同一の作業項目に複数の作業者を設定もしくは記録していた場合であっても
(作業者を問わず)作業項目ごとに作業時間を集計できます。
作業項目ごとに作業時間を集計したい場合に便利です。
集計基準の変更:【10aあたり/総時間】
集計される値を、10aあたりの作業時間と
総時間で切り替えることができます。
- 【10aあたり】:作業面積10aあたりの作業時間として集計します
- 【総時間】:作業時間の合計値を集計します
ポイント:複数の作付をまとめて表示している場合の面積
画面左側の作付一覧にて
作付名の左側の□を複数チェックしたうえで
【選択中の作付をまとめて表示】をクリックすると
複数の作付の情報をまとめて表示できます。
その状態において
【10aあたり】の集計で利用される面積は
延べ面積ではなく、重なりを除いた実面積で計算されます。