目的・機能:農薬・肥料・資材の棚卸情報を登録します
在庫管理記録では、農薬・肥料・資材の在庫に関する記録を登録できます。
在庫管理記録では、『入庫』『単価登録』『棚卸』の3種類の情報を記録できます。
- 入庫
・入庫数と金額など、入庫に関わる情報を登録します。
・入庫の記録により在庫数量が増えます。
・在庫管理・収支管理を行いたい農薬・肥料・資材を登録します。 - 単価登録
・購入数量と金額など、購入情報をもとに、単価を登録します。
・単価登録の記録では在庫数量は増えません。
・在庫管理せずに、コスト管理のみ行いたい農薬・肥料・資材を登録します。 - 棚卸
・アグリノートに登録されている在庫数量(帳簿在庫)と、倉庫の在庫数量(実地在庫)の差異を調整します。
・在庫管理・収支管理を行いたい農薬・肥料・資材で登録します。
在庫管理記録のうち、『入庫』と『棚卸』を登録することで
アグリノートで在庫管理が開始されて、以下の機能を利用できるようになります。
- 在庫一覧や入出庫履歴を確認できます。
- 作業記録で農薬・肥料・資材を選択すると、現在の在庫数量が表示されます。
- 先入先出法に則って、収支管理のコスト計算が行われます。
在庫管理機能の詳細については、こちらをご覧ください。
→「【目的から探す】過剰在庫・在庫切れをなくす!農薬・肥料・資材の在庫管理ガイド」
ここでは、『棚卸』の記録手順について詳しくご説明します。
なお、『入庫』『単価登録』については、こちらの記事をご確認ください。
→「モバイル版 記録編 在庫管理記録-入庫・単価登録」
ポイント:登録できる情報
在庫管理記録の『棚卸』では、以下の情報を登録できます。
- 棚卸実施日
- 棚卸内容
・農薬名・肥料名・資材名
・実地数量
・単価(帳簿数量<実地数量の場合のみ) - その他
・写真
・メモ
ポイント:在庫管理記録を登録できる権限
経営情報の一部である仕入に関わる情報になる観点から
管理者権限のアカウントのみ登録・編集・閲覧が可能です。
一方で、
作業記録で農薬・肥料・資材を選択した際に表示される在庫数量は
権限に関係なく確認できます。
ポイント:棚卸を行う前の設定確認
- 農薬・肥料・資材の設定画面にて、適切な『使用単位』が選択されていることを確認してください。
- 必要に応じて、資材の設定画面にて、適切な『その他の単位と換算式』が追加されていることを確認してください。
オススメ:記録操作前の情報収集
棚卸を実施して、実地数量を確認しましょう。
※レポート『在庫・入出庫』の【在庫一覧】で在庫しているものの一覧を出力できます。
税込金額で管理するか、税抜金額で管理するかを決めましょう。
※アグリノートで入力・管理する金額について、組織内で統一しましょう。
記録画面を開く
モバイルアプリ版では、
以下の画面から記録画面を開くことができます。
【A】ホーム画面から在庫管理記録
【B】カレンダー画面から日付を指定して在庫管理記録
【A】ホーム画面から在庫管理記録を登録する方法
【+】→【在庫管理記録】をタップします。
【B】カレンダー画面から日付を指定して在庫管理記録を登録する方法
【+】→【在庫管理記録】をタップします。
※このとき、日付を選択してから手順を行うと、
その日付が選択された状態で在庫管理記録の登録画面を開くことができます。
操作手順:記録の切り替え
【棚卸】をタップします。
操作手順:日付(必須)
変更が必要な場合は、
【日付】をタップし、棚卸を行った日付を選択してください。
ポイント:『棚卸』における日付
棚卸実施日を表します。
同日で複数の『棚卸』が登録されている場合は
最後に記録された情報をもとに数量・単価が在庫に反映されます。
同日に『入庫』や『作業記録(出庫)』が登録されている場合
計算上は『棚卸』が最初に行われたものとして扱われます。
詳細については、こちらの記事をご覧ください。
→「【トラブルシューティング】同日に同じ農薬・肥料・資材に対する在庫管理の記録が複数登録された場合の在庫数量・金額の計算」
操作手順:農薬・肥料・資材
農薬を選択する
農薬の一覧から対象のチェックボックスを選択します(複数選択可能)。
対象の選択が完了したら
画面右下の【決定】をタップします。
ポイント:設定できない項目
モバイルアプリ版では、以下の項目が登録・編集できません。
- 農薬一覧の並べ替え
- 農薬グループの編集
これらの設定を行う場合は、パソコンブラウザ版をご利用ください。
→「ブラウザ版 資産・人-設定02 農薬」
帳簿数量の表示
農薬を選択すると、帳簿数量が表示されます。
ポイント:ほかの記録による帳簿数量の集計結果
帳簿数量は、棚卸実施日の当日分までの在庫数量が表示されます。
具体的には以下のようになります。
- 棚卸実施日の当日以前に入庫で登録した数量は反映されています。
- 棚卸実施日の当日以前に作業記録(実績)で登録した数量は反映されています。
- 棚卸実施日の当日以前に作業記録(予定)で登録した数量は反映されていません。
- 棚卸実施日の翌日以降に入庫で登録した数量は反映されていません。
- 棚卸実施日の翌日以降に作業記録(実績・予定)で登録した数量は反映されていません。
実地数量の入力(必須)
実地数量を入力して、その単位を選択します。
農薬または肥料の場合は
農薬設定または肥料設定で指定されている『使用単位』をもとに
単位の選択肢が用意されます。
資材の場合は
資材設定で指定されている『使用単位』と『その他の単位と換算式』をもとに
単位の選択肢が用意されます。
単価の入力(必須)
帳簿数量より実地数量が多い場合、単価の入力欄が表示されます。
帳簿数量と実地数量の誤差の数量と、入力された単価によって、入庫として処理されます。
なお、単価の入力欄には、この時点での最終単価(※)が自動入力されます。
帳簿数量と実地数量が一致している場合、
または帳簿数量より実地数量が少ない場合、単価の入力欄は表示されません。
帳簿数量と実地数量の誤差の数量と、この時点での最終単価によって、出庫として処理されます。
※参考:「【トラブルシューティング】農薬・肥料・資材の最終単価とは?」
操作手順:写真
写真を記録に添付する場合は、
『写真』欄の【追加 >】をタップします。
写真は、【カメラで撮影】もしくは
【ギャラリー・アルバムから選択】で指定します。
ポイント:添付できる画像
添付できる画像については、こちらをご覧ください。
参考:「添付できる写真・ファイルは?」
操作手順:メモ
棚卸の際に気づいたことや連絡事項は、
『メモ』をご活用ください。
以下のような内容を記載することで、
棚卸の振り返りや次回棚卸の改善に役立てることができます。
内容 |
具体例 |
数量 |
・開封済みのものについては目分量とする ・今後使用する可能性が低いものは廃棄して、0とした |
単価 |
・初期値のまま最終単価とした ・在庫・単価登録で確認した平均単価とした |
品目 |
・今年度使用しなかったものは棚卸をしなかった ・仕入先名 |
操作手順:記録を登録する
記録内容の選択・入力が完了したら、画面下部の【登録する】をタップします。
棚卸結果の反映
帳簿数量と比較して実地数量が多い場合/少ない場合により、結果の反映が異なります。
ポイント:帳簿数量<実地数量の場合
前述のように、帳簿数量より実地数量が多い場合、
棚卸の記録では単価の入力を行います。
超過した数量分は、入力した単価で
棚卸実施日に入庫した扱いとなります。
具体的には、
レポートの『在庫・入出庫』画面の『入出庫履歴』で入庫分として追加されて
同画面の『在庫一覧』に反映されます。
なお、通常の入庫と同様に、先入先出法に則って
作業記録による出庫で消費されて
『収支』画面に支出として集計されます。
ポイント:帳簿数量≧実地数量の場合
帳簿数量と実地数量が一致している場合、
または帳簿数量より実地数量が少ない場合、
単価の入力欄は表示されません。
不足した数量分は、棚卸実施日時点での『最終単価』によって費用として計上されます。
参考:「【トラブルシューティング】農薬・肥料・資材の最終単価とは?」
具体的には、
レポートの『在庫・入出庫』画面の『入出庫履歴』で出庫分として追加されて
同画面の『在庫一覧』に反映されます。
なお、作付・圃場に関連づかない費用となるため、
『収支』画面には反映されません。