目的・機能:過剰在庫・在庫切れをなくす
仕入れ内容をもとに【入庫】を登録して在庫を増やし
いつもの【作業記録】の登録によって在庫を減らすことができます。
さらに、現在の在庫数が作業記録の作成画面に表示されるため
予定作成の際に在庫の不足に気づくことができます。
【在庫一覧】を確認して、農薬・肥料・資材の手配を行うことで
過剰在庫を防止できます。
定期的な【棚卸】の登録によって、帳簿数量を実地数量に合わせましょう。
【こんな課題が解決できます。】
- 在庫状況がわからず、過剰在庫になりがち
- 作業前になって、在庫不足に気づく
- トレーサビリティの確保のために事務作業が多く発生している
- 期末の在庫の評価額の把握に手間がかかっている
【こんな生産者にオススメ】
- 農薬・肥料・資材のコストを把握したい責任者(先入先出法)
- 作業前に在庫の有無を把握したい担当者
- 栽培作物が多く、使用する資材類の種類が多い生産者組織
- GAP認証・有機JAS認証などを取得している/取得を目指している生産者組織
目次
- できること:在庫一覧で現在の在庫数・在庫評価額を調べる
- できること:入出庫履歴から不適当な記録を確認・修正する
- できること:仕入れごとに入庫を一括登録する
- できること:現在の在庫数を確認しながら、作業記録の予定を登録する
- できること:在庫登録履歴がある項目のみに絞って、棚卸を登録する
- できること:農薬・肥料・資材において、先入先出法に則った支出額を確認する
- 事前準備と運用
- つまづきやすいポイント:在庫管理に関する記録登録・集計確認は管理者権限のみ
- つまづきやすいポイント:農薬・肥料・資材の『使用単位』を確認する
- つまづきやすいポイント:作業記録における適切な使用単位の選択
- つまづきやすいポイント:同日に同じ農薬・肥料・資材に対する記録が複数ある場合
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できること:在庫一覧で現在の在庫数・在庫評価額を調べる
パソコンブラウザ版の
レポート【在庫・入出庫】画面の【在庫一覧】では
指定日時点での在庫状況を数量・金額・単価で確認できます。
作期開始前の必要資材類の発注時に確認して
在庫不足による作業遅延を避けましょう。
さらに、CSVでダウンロードしたのち、Excelで金額を合計することで
在庫資産の評価額を集計できます。
できること:入出庫履歴から不適当な記録を確認・修正する
パソコンブラウザ版の
レポート【在庫・入出庫】画面の【入出庫履歴】では
表示期間の入出庫履歴を入庫数量・出庫数量・金額・単価で確認できます。
在庫が想定よりも少ない場合、特定の農薬、肥料、資材の履歴を絞り込んで確認することで、
なぜ在庫が減ったのか原因を特定しやすくなります。
また、作業記録や入庫・棚卸の際に誤った登録があった場合は、エラーが表示されます。
エラーのある記録の編集画面を開くことで、具体的なエラー内容を確認できます。
これにより、帳簿数量と実地数量が一致しないときに、その原因を特定するのに役立ちます。
できること:仕入れごとに入庫を一括登録する
仕入れ内容は【在庫管理記録】の【入庫】で登録します。
仕入れ伝票やレシートに記載されている内容を一括で登録できます。
できること:現在の在庫数を確認しながら、作業記録の予定を登録する
【作業記録】では、選択した農薬・肥料・資材の現在の在庫数量が表示されます。
在庫数量を確認したうえで作業指示となる【予定】を登録することで
作業直前の在庫不足を避けることができます。
※注意
作業記録の予定で登録した使用数量は在庫数量から消費されません。
複数の予定を登録する場合はご注意ください。
(詳細は後述の「事前準備と運用」をご覧ください)
できること:在庫登録履歴がある項目のみに絞って、棚卸を登録する
前述の【在庫・入出庫】画面の【在庫一覧】では
在庫登録の履歴の有無によって一覧を絞り込むことができます。
在庫管理しない農薬・肥料・資材を一覧から除いたうえで
【在庫管理記録】の【棚卸】を登録できます。
できること:農薬・肥料・資材において、先入先出法に則った支出額を確認する
在庫管理している農薬・肥料・資材は【作業記録】によって
入庫ごとの在庫数量・金額に応じた先入先出法に則って消費されます。
そのコストは、パソコンブラウザ版の【収支】画面の【支出】にて
農薬費・肥料費・諸材料費として集計されます。
事前準備と運用
方針:在庫数量を確認したうえで作業指示を行い、円滑な作業を実施しましょう能
<事前準備>
- 在庫管理する農薬・肥料・資材を登録しましょう
- 実地数量を確認し、アグリノートに在庫を登録しましょう
<運用>
- 仕入れごとに入庫を登録しましょう
- 現在の在庫数を確認しながら、作業記録の予定を登録しましょう
- 登録済みの予定をもとに作業を行い、作業記録を実績に変換しましょう
- 定期的に実地数量を確認して、棚卸を行いましょう
事前準備:在庫管理する農薬の設定を登録しましょう
在庫管理したい農薬の設定が登録されていない場合は、
事前に登録しましょう。
参照:「ブラウザ版 資産・人-設定02 農薬」
参照:「モバイル版 設定編 農薬」
ポイント:適切な『使用単位』を選択する
在庫管理機能では適切な使用数量の記録が重要となります。
そのために、適切な『使用単位』を設定しましょう。
- 例:液体の農薬 → 体積単位:cc、mL、L
- 例:粒状の農薬 → 重量単位:g、kg、t
※パッケージに記載されている散布量の単位も参考にしましょう。
事前準備:在庫管理する肥料の設定を登録しましょう
在庫管理したい肥料の設定が登録されていない場合は、
事前に登録しましょう。
参照:「ブラウザ版 資産・人-設定03 肥料」
参照:「モバイル版 設定編 肥料」
ポイント:適切な『使用単位』を選択する
在庫管理機能では適切な使用数量の記録が重要となります。
そのために、適切な『使用単位』を設定しましょう。
- 例:液体の肥料 → 体積単位:cc、mL、L
- 例:粒状の肥料 → 重量単位:g、kg、t
※パッケージに記載されている散布量の単位も参考にしましょう。
事前準備:在庫管理する資材の設定を登録しましょう
在庫管理したい資材の設定が登録されていない場合は、
事前に登録しましょう。
参照:「ブラウザ版 資産・人-設定04 資材」
参照:「モバイル版 設定編 資材」
ポイント:適切な『使用単位』『換算式』を指定する
在庫管理機能では適切な使用数量の記録が重要となります。
そのために、適切な『使用単位』を設定しましょう。
- 例:マルチシート(幅95cm) → m(長さ単位:mm、cm、m、km)
- 例:フレコンバッグ(1080kg用) → 袋
さらに、資材では『その他の単位と換算式』を設定して
管理しやすい単位を追加しましょう。
- 例:マルチシート(幅95cm)
200m = 1本 - 例:フレコンバッグ(1080kg用)
20袋 = 1セット
事前準備:現在の在庫数量をアグリノートに登録しましょう
倉庫などに保管されている農薬・肥料・資材の数量を
【入庫】もしくは【棚卸】で登録しましょう。
参考:「ブラウザ版 記録編 在庫管理記録-入庫・単価登録」
参考:「ブラウザ版 記録編 在庫管理記録-棚卸」
参考:「モバイル版 記録編 在庫管理記録-入庫・単価登録」
参考:「モバイル版 記録編 在庫管理記録-棚卸」
オススメ:【入庫】で登録したほうが便利な場合
現在倉庫にある農薬・肥料・資材の
過去の仕入れ伝票やレシートが手元にある場合は
その日付で【入庫】を登録しましょう。
過去の日付で【入庫】を遡って登録したことによって
すでに登録済みの作業記録での使用分が自動的に調整されて、
現在の在庫に反映されます。
なお、【入庫】の登録には『使用単位』による数量が必要となります。
必要に応じて、ボトル1本あたりの容量や、1袋あたりの重量などを
商品パッケージで事前に確認しておきましょう。
オススメ:【棚卸】で登録したほうが便利な場合
すでにアグリノートで『単価』が設定されている場合は(※)
その設定値を活かして、在庫を登録できます。
倉庫に保管されている農薬・肥料・資材の在庫数量を確認したうえで
【棚卸】にて『実地数量』を登録しましょう。
このとき、アグリノートに登録済みの『帳簿数量』はゼロとなっており
『実地数量』が必然的に多くなります。
『帳簿数量』より『実地数量』が多い場合は、『単価』の入力欄が表示されますが
過去に『単価』が登録されている場合は、その値が自動入力されます。
なお、在庫の反映は、【棚卸】で指定した日付(棚卸実施日)以降となります。
※「『単価』が設定されている場合」とは?
在庫管理機能のリリース日(2025年9月30日)より前に【(旧)単価設定】で単価が登録されている場合
もしくは、在庫管理機能のリリース日以降に【(新)単価登録】で単価が登録されている場合となります。
運用:仕入れごとに入庫を登録しましょう
農薬・肥料・資材を仕入れた際は、
その仕入れ伝票やレシートをもとに【入庫】を登録しましょう。
運用:現在の在庫数を確認しながら、作業記録の予定を登録しましょう
【作業記録】を登録する際に
農薬・肥料・資材を選択すると、現在の在庫数量が表示されます。
【作業記録】で事前に『予定』を登録する運用の場合
作業日以前に在庫状況を確認できます。
参考:「ブラウザ版 記録編 作業記録-付加情報」
参考:「モバイル版 記録編 作業記録-付加情報」
ポイント:表示される在庫数量とは?
本日時点での在庫数量が表示されます。
具体的には以下のようになります。
- 本日以前に入庫で登録した数量は反映されています。
- 本日以前に作業記録(実績)で登録した数量は反映されています。
- 本日以前に作業記録(予定)で登録した数量は反映されていません。
- 翌日以降に入庫で登録した数量は反映されていません。
- 翌日以降に作業記録(実績・予定)で登録した数量は反映されていません。
<複数回の予定を登録する際は注意>
複数回分の作業予定を登録する場合、1つ目の作業予定で登録した使用数量は
2つ目の作業予定で表示される在庫数量に反映されません。
そのため、作業予定を複数回登録する際は、余裕をもった在庫数量であることを確認してください。
オススメ:作業予定を事前に登録するメリット
『予定』で【作業記録】を事前に登録することで、
在庫管理以外にも以下のメリットがあげられます。
- 作業日当日6時に作業者に指定されているアカウント宛に
スマートフォンの通知が届きます。 - 農薬制限アラートによって、不適切な農薬散布を防止できます。(※1)
- 自動記録の判断材料に利用され、精度の高い記録の下書きが生成されます。(※2)
※1
参考:「【目的から探す】農薬の使用基準を設定し、農薬制限アラートを有効にする」
※2
参考:「モバイル版 はじめての自動記録」
参考:「【トラブルシューティング】自動記録の下書き精度を上げる方法」
なお、作業予定に登録した農薬・肥料・資材は、自動記録による下書きに反映されません。
運用:登録済みの予定をもとに作業を行い、作業記録を実績に変換しましょう
前述のように、『予定』が登録されている場合は
作業実施後に、その【作業記録】を『実績』に変更するだけで
記録の登録が完了となります。
運用:定期的に実地数量を確認して、棚卸を行いましょう
1年に1回、半期に1回など
『実地数量』を確認したのち、【棚卸】を登録することで
アグリノート内の『帳簿数量』の調整を行いましょう。
参考:「ブラウザ版 記録編 在庫管理記録-棚卸」
参考:「モバイル版 記録編 在庫管理記録-棚卸」
オススメ:在庫管理しているもののみ棚卸をする
レポート【在庫・入出庫】画面の【在庫一覧】は
【表示設定:在庫登録履歴がある項目】で絞り込むことができます。
絞り込んだ状態で【CSVダウンロード】を行い、Excelで加工すると
実地数量チェックリストを用意することができます。
さらに、絞り込んだ状態で
項目を全選択して【在庫数量編集(棚卸記録を作成)】をクリックすると
対象となる農薬・肥料・資材を選択した状態で【棚卸】の登録画面を開くことができます。
つまづきやすいポイント:在庫管理に関する記録登録・集計確認は管理者権限のみ
在庫管理に関する記録登録・集計確認は管理者権限のアカウントのみ可能となります。
具体的には、以下の表のとおりとなります。
| 管理者権限 | スタッフ権限 | |
|---|---|---|
| 在庫管理記録:入庫・単価登録 | 登録:可能 編集:可能 閲覧:可能 |
登録:不可 編集:不可 閲覧:不可 |
| 在庫管理記録:棚卸 | 登録:可能 編集:可能 閲覧:可能 |
登録:不可 編集:不可 閲覧:不可 |
| 設定:在庫・単価 | 登録:可能 編集:可能 閲覧:可能 |
登録:不可 編集:不可 閲覧:不可 |
| レポート:在庫・入出庫 | 操作:可能 出力:可能 閲覧:可能 |
操作:不可 出力:不可 閲覧:不可 |
| 作業記録:在庫数表示 | 表示される | 表示される |
つまづきやすいポイント:農薬・肥料・資材の『使用単位』を確認する
以下の場合、在庫数量・単価を計算できません。
- 農薬・肥料の設定画面で『使用単位』が未設定になっている
- 農薬・肥料・資材の設定画面の『使用単位』以外、『換算式』以外の単位で
【入庫】【棚卸】【作業記録】が登録されており『使用単位』に換算できない
レポート【在庫・入出庫】でエラーが表示されている場合は
指示に従い、各種設定、もしくは各種記録の見直しを行ってください。
つまづきやすいポイント:作業記録における適切な使用単位の選択
前述のように、『使用単位』に換算できない単位で【作業記録】が登録されている以外に
以下の入力方式の場合も、在庫数量・単価を計算できません。
<農薬>
希釈なし:1株あたり
希釈なし:1箱あたり
<肥料>
希釈あり:給液濃度(EC値)
希釈なし:1株あたり
希釈なし:1箱あたり
つまづきやすいポイント:同日に同じ農薬・肥料・資材に対する記録が複数ある場合
同日に同じ農薬・肥料・資材に対する在庫管理の記録が複数登録された場合
在庫数量・金額の計算方法については、こちらの記事をご確認ください。
→「【トラブルシューティング】同日に同じ農薬・肥料・資材に対する在庫管理の記録が複数登録された場合の在庫数量・金額の計算」
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